現像したー

オリンピックの閉会式でした。

全部をきっちり見てないけど

なんか、ゆく年くる年っぽさが満載でした。

あと、この2021年に昭和っぽいスペイシーなシンセサイザー

音楽が使われるとは、ちょっと想定外でしたねぇ。

他にもあるだろうに。

大竹しのぶが聖火を消すのもなんかちょっとだし。

別に誰が消してもいいんだけど、だったらなぜ?って感じだ。

いや、人選がってことではなく、シチュエーションが、ってことで。

聖火消すんじゃなくて、火柱が伸びて、でっかい尺玉の大きな花火がどーんって

上がって、夜空に消えた、そんな感じを勝手に想像してたので

ふーんって感じでした。

 

ま、オリンピックとはいえ、ちゃんと見たのは野球だけですが。

野球は毎試合しびれましたね。

楽勝と思えることはなく、ギリギリな感じ。

でも、オリックスのピッチャー、山本はいいねーー。

あと日ハムのピッチャー、伊藤も。

そして、我がヤクルトの、村上と山田!

いやぁ、山田にバントができるとは(笑)。

 

でも、どうせならこんなにコロナがひどくなる前に

オリンピックマークぐらいは針穴してくればよかったなって

ちょっとだけ思う。

今となってはもうどうにもならんが。

 

ま、そんなオリンピックとは全く関係なく、

今日はひたすら現像してました。

この前スタジオで4x5を14枚撮ったので

それをまとめて現像です。

とはいえ、4x5用の現像タンクがあるわけでもなく

120が2本用のステンレスタンクで地道にやります。

前は1枚ずつだったんだけど、

知人がタンクの真ん中にきっちりハマる仕切り板を作ってくれて

1度に2枚ずつできるようになり、

超、時間短縮ですよ。

 

 

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私は右から使うので。

一番右の、「ドライ」は「ドライウェル」。

いわゆる、界面活性剤みたいなもので、

普通は、水洗したあとくぐらせると表面に水滴の後を残さず

スルスルと水切りして乾燥できる、というものです。

4x5の現像では、現像液の気泡が現像ムラになってしまうことが多いのですが、

このドライウェルを、ほんの少しだけ水に入れたもので

現像前の前浴をさせてやると、現像液の気泡がフィルム表面につかなくなるんです。

 

って、興味のない人にはどうでもいい内容ですが。

 

で、1回に2枚ずつ。

さすがに8枚やったところで現像液は新しく作り変えた。

地味な作業を積み重ね、現像しました。

 

これは水洗中。

このやり方だと、傷がつくよ、と言われてしまいました。

フィルムが動かないようにガラスのコップなどで押さえておくといいそう。

次回からはそうしようと思う。

 

 

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乾かす場所が大変でしたがなんとかスペースを作りました。

これで一晩放置します。

 

 

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現像液などの薬剤は、

私は新聞紙に吸わせ、放置して生乾き状況になったら燃えるゴミにして捨てます。

 

 

現像しながら、ふと気がついたのですが。

ちょっとしたタンクの扱い方とか持ち方とか、

周囲の液剤の拭き取り方が、

私に現像を教えてくれた栗原さんと同じだなーと

思ったのでした。

自分の手の動きを客観的に眺めていたら

手順とか気にするポイントとかが、栗原さんと同じじゃんって。

そうやって、私の中で栗原さんが生きてるなぁと思ったのでした。