中之条ビエンナーレに行ってきた!23日までだよ!


連休の初日、19日(土)に中之条ビエンナーレに行ってきた。

群馬県の中之条という町のあちこちでいろんなアート作品を見られる

というイベントです。

鉄としては吾妻線で行きたいところですが、

なにせ、駅からのアクセスがちょっと不便。

てなわけで、高速道路1000円の恩恵に。



到着したのは旧第三小学校。

この校舎の中の教室を1つ丸々カメラオブスクラにしているのが

一番の目的です。

作ったのは、「ハリア〜にゃ」の小田のり子さん。







この、かわいらしい絵が描かれているところがカメラオブスクラ。





懐かしい感じの校舎。





入り口ではオレンジの椅子がお出迎え。





丸い景色。





展示作品はいろいろです。

こんなふうに、教室に石を積み上げてあったり。





こんな子が待ち受けていてくれたり。





階段の真ん中に犬の木彫がいたり。





フエルトの型抜きされた人がたくさん天井からぶら下がっていたり。





教室の中にたくさんの子供が立っていたり。





廊下を歩くと気分は小学生。

廃校になってまだ日が浅いらしく、廊下にもどこにも

学校の生活や展示物などがそのまま残っていました。





水道のこの網に入った石けんを久しぶりに見た!





そして、小田さんの手作りな大きな針穴カメラ!





この箱で撮った針穴写真!

複数印画紙をセットして撮ってます。




小田さんの展示場所は、元調理室。

なので、針穴写真が貼られた棚にはたくさんの電気炊飯器。



カメラオブスクラの入り口です。

残念ながら中では写真は暗すぎて撮れませんでした。

もうちょっといいお天気だと、撮れたかも。




真っ暗な部屋に暖簾状にトレーシングペーパーっぽい紙が下がっていて

そこに外の景色が逆さまに写し出されてました。

微妙な空気の揺れで、その紙が揺れて、

揺れにあわせて景色が揺れる。

外の光が強くなると、パーッとカラーの色が濃くなって

暖簾の隙間にただの光がこぼれてくる。

この光の中に景色がホントは混ざっているんだなぁと

かなり長い時間、この部屋で過ごしました。

いつも自分が撮ってる空き缶カメラの中も

こんなふうになっているんだと思うと、わくわくしてきます。

中の様子は小田さんのブログに写真が載っているので

見て下さいね。







最後に小さな部屋にいたかすかな光を仰ぎ見る

木彫の犬が心に残りました。



そして、ちょっと歩いて四万温泉の町を。

積善館の建物が見たかった。





帰り道、すごい夕焼けだった。

きれいだったのに、車を止める場所がなかなかなくて

結局、窓から眺めるだけだった。





刈り入れ間近の田んぼの黄色、紅葉前の森の緑。

ひんやりした秋の風。

たまには、車で走り抜けるのも気持ちいいですね。


中之条ビエンナーレは23日まで!

私が見た旧第三小学校以外にもあちこちでやってますので、ぜひ行ってみて下さい。