ダンボー、18きっぷの旅

ありえないような強風が吹いた連休の初日、

青春18きっぷを使って久留里線に乗ってきました。

いつものように、ダンボーと一緒です。




今回は蘇我まで京葉線で、そこから内房線で木更津へ。








いいお天気で、ダンボーと一緒に窓の外をずっと眺めてました。





窓が開くっていいよねぇ。

ディーゼルの音と振動、窓からの風を感じて

ホント、のんびり列車の旅は楽しいです。




終点の上総亀山駅のホームからずっと離れた所に

車止めはあります。

ぶった切るのは普通の道路。

道路の向こうは畑でした。




車止めに立つ、ダンボー





上総亀山駅から徒歩15分ぐらいで、「マダム」に到着。





マダムの前に「カメヤ」とあったんですが、撮り忘れた。

まぁ、亀山ダムです。

夏は、花火があるそうですよ。

広くてブラックバス釣りが出来るそうですね。

でも天気の関係か、水の色が汚くてちょっとがっかり。


ぐるっと湖畔散歩コースがあるのですが

あんまり散歩コースから湖畔が見えません(苦笑)。

なんだか山の中の車道の端を歩いてる感じ。

でも、公園のようになっている所があって

そこでは、桜が咲いてました。

染井吉野より色が濃いのでたぶん、別の品種。

名前はよくわかんないけど、青空と桜の花はいいよね。





ダンボーも、桜と一緒に。

桜を見ながら木更津で買ったお弁当でお昼ご飯。

桜の花を針穴。




湖に鳥居があって、この丸くくり抜いたとこから見ると

鳥居がすっぽり収まって見える。

てなわけで、ダンボーの出番です。




お弁当食べて、芝生でゴロゴロして、針穴して

歩いて駅に戻りました。

今度の列車はロングシート、だけど一人ずつのくぼみがあるシートでした。





日射しが窓から差し込んで

車内はぽかぽかのんびりムードです。


ただ、18きっぷのシーズンなので、怪しい鉄の人が多いです。

時刻表を見てぶつぶつと確認している人、

車掌さんが改札してる時に、アナウンスの仕方について質問する人など

こだわりは人それぞれですなぁ。


とはいえ、車両の写真を撮るためだけに車でやってきて

その車両や、路線そのものが廃線になると大騒ぎする人には

違和感を感じます。

残したいなら、乗れよ、と思うのです。

鉄道にお金を落とさず、車両や路線の写真だけを撮るって

なんか違うよな〜と思う。

私は車両の写真よりも、その路線に乗りたいです。




さて、久留里線を後にして木更津から再び内房線

夕焼けをどこで見ようかと思った時に

思い出したのはisgrさんのphoto = healingで前に見た写真。

富浦 原岡海岸の夕暮れ



ところが、この日はありえないほどの強風。

強風に弱い内房線外房線京葉線武蔵野線

てなわけで、木更津に到着する前の久留里線でも速度規制があったし

内房線も速度規制どころか、区間で運休してるところまで出た。

夕焼けはおろか、東京に帰るのも無理かしら〜てな感じ。


木更津でかなり待ったけど運休区間は速度規制区間になって

なんとか、富浦駅で降りました。

しかしですね、風がすごいんですよ。

でも、ここまで来たら行くぜ、原岡海岸!

駅からは徒歩5分って感じです。





ありましたよ。これこれ〜

ってこれいったい何に使っているものなんでしょうね?

真っ直ぐ海に向かって突き出してて、細い電柱が並んでます。




しかしですね、ものすごい風なんですよ。

確か、先週行った茅ヶ崎もものすごい風でしたが

そんなの比べ物にならないぐらいの風!

まじで、ちょっとでも気を緩めたら

風で自分が飛んで転がっていってしまいそう。





夕陽は雲にすっぽり隠れてしまい、色もつかなかった。

それでも針穴したんだけど、

露光時間中に風で三脚の上のカメラがくるっと向きを変えたりして

もう、どんなのが撮れていることやら。


早々に断念して、富浦駅に戻ったけれど

電車はいつ何が来るのかワカラン状態。

ま、急ぐ旅でもないので、のんびり待っていたら

千葉行きが来たので千葉まで行って、

総武線と東西線を乗り継いで帰ってきました。

ホントは18きっぷだから最後までJRで帰りたいところですが

京葉線はその時も止まったり動いたりで乱れまくっていたので

諦めました。


最後に、ダンボーのアップです。