ようやくプリントに



土曜日は写真弘社へ。

来月に迫った針穴魂の展示作品がようやく決まったので

プリントに出してきました。

何年もお世話になっているプリントマンの方と1点ずつ打ち合わせ。

全てポジなので色をいじることはないけれど

ある程度大きくする時は、一部を持ち上げてもらったり

全体の明るさをあわせたりと、

気を使う部分がたくさんあります。

もちろん、PCでいじって自分でプリントアウト、という手段も

あるでしょうけど、私は大きくするならラボを使いたいです。

プリンターを持っていないという決定的なことがありますが(苦笑)

やっぱりラボには営業を続けてもらいたいという想いがあります。

それにちゃんとラボで焼いてもらった物は、

まだまだプリンターには出せない何かが表現されていると思う。

ラボでのプリント、私はとても好きです。


ポジをカラーボックスとルーペで見ながら、

自分のイメージを伝え、そこにプリントマンとしてのプロの意見をもらい

より良いイメージに近づける作業というのは、楽しいです。

注文の仕方は難しい時もありますが、

まず自分の口で自分の言葉で、イメージを話して

話して行くうちに、意思の疎通が見えてきます。

出来上がりがイメージと違ったら、それを見つつどこが違うのかを説明して

やり直しをしてもらいます。

そうやって、伝えて、焼いてもらって、やり直しをしてもらって

という過程を重ねていってお互いに信頼が生まれます。


その信頼が生まれたプリントマンさんに

「これ、何用ですか?」と訊かれました。

「えーと.....」

「そういえば、来月、ルーニィでやるんですよね。DMが届いてましたよ」

「それ用です。」

「えっ......これ、それ用ですか!」

「はい、そうなんです。」

「......ホントーに、いつもギリギリですね(笑)」


はい。いつもギリギリなんです(苦笑)。

それは、小学校の夏休みの宿題の時代から変わってません。

そんなぎりぎりなので、

プリント上がりの日にちも無理をお願いしてしまいました。

こういう無理をきいてもらうためにも、ラボとの信頼関係は重要です(爆)


針穴魂は9月22日から!お待ちしてます。