針穴魂、無事に終了しました

第5回針穴魂『私の中の東京』は無事に終了いたしました。



会期中、ものすごい台風がきましたねぇ。

確か、去年はすごい大雨で四谷駅が水没したんでしたよ。

私が動くと異常気象とか嵐を呼ぶとか言われていまして

本当に申し訳ありません。



そんな雨の中いらして下さった人もいて、恐縮です。

台風の日以外は、とても盛況で多くの方に足を運んでいただき

本当に感謝しきれないほどです。



しかもこんな貴重なフィルムをいただいてしまい、

どう使おうか悩んでしまいますが

大事にし過ぎてもフィルムがダメになっちゃうので

そこそこのところで、いい作品が撮れたらいいな〜と思っています。



さすがに、「肝油ドロップってまだ売ってるんですか?」

という質問はなくなりましたが、

それでもやっぱり「え?これで撮るの?」という声は多かった。

そうなんです、これで撮るんですよ〜。



大人でシックなお花もいただきまして、

ギャラリーで針穴したのでうまく撮れているといいな〜。



そうそう、期限切れですが、こんなフィルムもいただきました。

最近、ブローニの期限切れフィルムをいただくことが多いです。

期限切れフィルムってへたり具合が面白いので

コントロールできないけど、結構使います。

やんわりへたってくれてると、風合いが良かったりするし。

このいただいたフィルムも

どんなふうにへたっているか楽しみです。



さて、針穴魂は中村さんから声かけていただいて

スタートしました。

スタンスとしては、中村さんと私がいればとりあえず「針穴魂」で

そこにフィーチャリングというような形で

年ごとに誰か入ってもらったり、いなかったりをするような

ユニットみたいにやりましょう。でした。

で、とりあえず5年は最低でもやろうと。




その5年目が今年だったわけです。

そんなわけで、とりあえず、ひと区切り。

数年後に再開できるかもしれないし、

しないかもしれないけど

とりあえず、針穴魂としては休眠します。

もちろん、私が針穴写真を撮ることをやめるわけないし、

中村さんも同じことなので、

それぞれが活動を続け、またやってみようか、となった時

針穴魂としてやる予定です。

毎年この時期にやっていたことがなくなると

ちょっとさびしい感じですが、

心には常に「針穴魂」を抱いて、

これからもそれぞれ頑張りますので、応援よろしくお願いします。


撤収作業は、事務的に徹しないと感傷的になってしまう作業。

終わりは始まりの始まり。

展示をするごとに、

ひとつひとつ違う扉を開けて行けるといいなと

思いながら、撤収しました。



最後に。

会期中、足を運んでいただいた方、

来られなかったけど応援して下さった方、

見守ってくれてる方、

いろいろ、本当に皆さん、どうもありがとう。

そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。