忘年会のその前に
今夜は、日本針穴写真協会の忘年会。
毎年何故か日曜日の夜に実施されるので、
なかなか参加できません。
年末年始進行中の忙しい会社に行く月曜日の前日に忘年会って
考えるとちょっと避けてしまいます。
まー、でもたまには頑張って出ます。
で、場所が神楽坂なので、神楽坂に行くなら大好きなお店にちょっと寄り道。
大好きな、ガレット屋さんです。
行くときは夜に行くことが多いので、飲みとおかずになってしまって
なかなかデザートガレットまでたどり着けないので
忘年会の前ですが、先に甘いもの。
グランマニエソースとビターなチョコレートソース。
甘くてほろ苦くて、いやぁ、やっぱり美味しいよ。
テラス席しかなくて寒かったけど、
ストーブの横でゆっくりできました。
最近はたまにしか行けない神楽坂だけど、また行きたいな〜。
あ、この後の忘年会も楽しかったですよ。
撮影会とかいろいろ
いいお天気でした。
まだギックリ腰は完治してませんが、
いろいろ歩けるようにはなってます。
腰サポーターベルトは必須ですが(笑
で、今朝はまず歯医者。
昔にかぶせてたとこがダメになったので
入れ替えに。
歯医者は神宮の銀杏並木のすぐそばにあるので、一枚。
朝っぱらから人がいっぱいだったので、これだけで退散。
で、今日は日本針穴写真協会の撮影会。
北の丸公園にしました。
田安門で集合。
こんなに人が多いとは思わなかった。
と、思ったら、乾通りの通り抜けが始まってたんですね。
観光バスやツアーの団体客などたくさんでした。
北の丸公園、何度か来てるけど
全体をうろうろしたのは初めてで、
こんなに広いと思わなかった。
お堀ではなく、池もあった。
映り込みがきれいでした。
奥の方に紅葉山って場所があって、
ちょうどいい色になってました。
紅葉は光が透けてるといいよねー。
お天気が良かったので
影もきれいでした。
北の丸公園といえば、武道館。
大きな玉ねぎの下で〜と歌いたくなりますね。
そのあと、九段下駅の小さなポスターで知った三番町共用会議所の特別公開に行ってみた。
大江宏設計の別館です。
見上げるとちょっと清水の舞台っぽい。
日本庭園からの調和がいいです。
回廊がモダン。
ここで針穴したんだけど、どんな風に撮れてるかな。楽しみ。
二階に上がる階段の窓。
特に造作があるわけじゃないけど、
なんか枠のデザインに惹かれた。
回廊に出る窓枠も細くて素敵でしたよ。
ここで見たパイロンとポール。
竹で編んでるわけじゃないけど、なんかこれいいよ。赤よりいいと思う。
そのあと、神田明神のほぼ並びにある
ギャラリーbauhausへ。
「LIFE 写真のある生活Ⅱ」。
ちょっと展示点数が多めですが、モノクロの静謐な良さを感じられるいい展示です。
来年の2月9日までなので、ぜひ足を運んでみてください。
で、写真弘社に現像上がりを取りに。
銀座の中央通りからの夕焼け空がきれいでした。
なぜか、人の頭の高さが同じらしく、画面の下の方でスパッと切れてるようにみえるねー。
いろいろ回れて、とりあえず腰も大丈夫そうですが、ここが油断禁物ですよね。
無理しないようにしなきゃ。
船の上で撮影会
実は、22日の夜に軽いギックリ腰をやっちまいました。
人生2度目。
でも、前回よりひどい。
23日の祝日はいっぱい楽しみな予定を組んでいたのに寝て過ごす。
24日は開いてる整形外科に行ってクスリもらって、寝て過ごす。
で、今日は、ルーニィさんでの針穴写真研究会、略して「はりけん」の撮影会。
頑張ってやりました。
と、いうのも、日本橋川〜神田川ぐるっと船の予約をしてあったのです。
舟遊びみづはさんです。
本当は暑さを避ける目的で、夏場に計画して、
でも、潮位の関係で日程が合わず、秋口に予約したら、今度は雨天で水かさが増して運行中止に。そんなこんなで、ようやく天気にも恵まれて実施となったからです。
以下、運行順とは違う順番で写真を適当にあげてます。
日本橋川は、ずっと首都高の下。
波もなく水鏡のような川面を静かに滑るように進みます。
ジャンクション好きとしては、江戸橋ジャンクションを下から見られるのは最高ですね。
柳橋も周りの屋形船と相まっていい景色です。
今日は本当にいいお天気で。
船にはお炬燵があったので、暖かく風の冷たさも気持ちよく感じました。
残念ながら清洲橋は塗装中だったけど、2つの富士山に挟まれてるようなスカイツリーでしたよ。
船の小ささが心許なく感じます。
でも、なんかそこがいいねー。
たくさんの鉄道橋の下も潜り、明治や江戸時代に思いを馳せる。
手ぬぐい付きチケットにしたので、隅田川に架かる橋で一番好きな清洲橋の注染手ぬぐいもいただきました。
動く船で、針穴できるの?と思うかもしれないけど、そこが面白いとこなのです。
果たしてどんなのが撮れてるか、楽しみだね。
私は今日はモノクロで撮りました。
次回は来月。
前田公爵邸と東京ジャーミーに行く予定です。
リトアニアから
去年も日本に来た、リトアニアの針穴写真友達夫婦が、今年も来日。
というわけで、一日一緒に遊びました。
で、今回事前に「2kgのサプライズがあるよ」と言われていて、
2kgって何?そもそも、旅行に来るときに2kgのものを持って来る?
「えー?2kgって何?」って聞いても答えないし。
ま、答えたらサプライズじゃないけど。
で、朝、彼らをホテルまで迎えに行き、渡されたものは
なんかでかい箱。
壺か?
「開けてもいい?」「もちろん!」
ガサッ!
なんじゃこれ〜?
巨大なトゲトゲしたもので、甘い香りがします。
「リトアニアでポピュラーなお菓子、シャコーティスっていうの」
シャコーティスとは
「ドイツ語でバームクーヘンだよ」と言われて、味見!
美味しい!すっごく素朴な味なだけに、飽きずに食べ続けてしまいそうな危険を孕んでます。
結婚式やクリスマス、パーティーなどにはさらに大きなものを飾ってみんなで食べるようです。
しかもスーパーなどにはあまり売ってなくて、マーケットや市場で、個人で作っているものなどが主流のよう。
とはいえ、旅に出るときにこのサイズでこの重さのものを持って来るか?と、びっくりで不思議な感じです。
サプライズは大成功。そしてリトアニアの味、嬉しいです。
さて、去年は成田山に行ったので、今年はどうしようかと考えて、
房総半島に向かいました。
歩くのが好きな夫婦なので、鋸山なら楽しめるかもと思い、鋸山へ。
ロープウェイ乗ったりできて楽しいよね〜と思ったのに、
なんと!ロープウェイの駐車場が満車!
そんなに人気の観光地になっているのかと、びっくりです。
仕方ないので、有料道路を使い、上の方の駐車場へ。
そこからは歩き。
とはいえ、ロープウェイを降りたところからと歩く距離は大差無さげ。
前に行った時より、わんさか人が歩いていて、へーへーへー、って感じ。
そして、地獄覗きは…
なんと大行列!「並ぼうか?」と聞いたら、奥さんが高所苦手ということで
やめておきました。
でも、すぐそばにある同じような覗く場所からは、
「スケアリー!」って叫びながら見ていたので、別に大丈夫なんじゃない?と思った。
だからもう一度誘ったんだけど、「やっぱりそっちは怖い」と。
しかし、地獄覗き、もう少し柵がギリギリのところにあると、より楽しいんだけどなぁ。
私は、高所、どちらかというと好きです。
鋸山は、とにかく階段です。
整備されたもの、山道のようなもの、どこでも階段。
登って登って、降りてまた登る。
最近、苔に心ひかれます。
ふかふかしてて、綺麗ですよね。手触りもいいし。
そんなわけで、こんな階段に苔が生えていると、綺麗だな〜と写真を撮ってしまう。
針穴もしたんだけど、どんな感じに撮れているかな〜。
とにかく階段。階段の嵐。
こんなに階段あったっけ?と記憶の底から思い出せない。
たまに、こんな自然のままの道があって、
ちょっとした山道だよな〜と、針穴する。
大きな大仏さまも青空に映えます。
山道の中、階段の途中など、山を削られた場所には
石仏があちこちに。
そんな日本寺なので、小さな石のお地蔵さまに名前や願を書いて
ここに置きます。
ものすごい量の小さな石のお地蔵さま。
散々、階段を登って降りてして、ランチへ。
館山の方で新鮮なお魚です。
事前に「生魚は食べられる?煮魚は?」と聞いたのですが
「なんでも食べるよ〜」と返事が。
そういえば、去年も鰻を食べたなーと。
カサゴの丸ごと揚げたのを食べてました。
私はお刺身定食ね。
さて、この後どうするか、ってことで。
私の独断で、お気に入りの海に行きました。
最近は観光バスのツアーが来たり、
インスタ映えと言って、たくさんの人がいてびっくりするけど
日曜日は土曜日よりも人が少ないね。
昔の、夕焼けまで待っていると誰もいなさすぎて怖くなる
という状況が懐かしくもありますが、
その分、人が常にいるので、シルエットを使いやすいとも言えます。
やっぱり海はいいですね。
波の音を聞きながら、水面の光や、潮の香りを感じていると
いつまでもいつまでも、眺めていたくなりますね。
リトアニアから来た二人を、後ろから。
気に入ってくれたかな。
夕暮れ時の光は、いろんなものを金色にしてくれます。
砂浜の足跡も、金色の陰影に。
水平線近くに雲がたくさんあったので、残念ながら富士山のシルエットは見えず。
入江の向こうに日が沈むとあっという間に暗くなる。
でも、そのほのかな日の名残りな時間も好き。
桟橋の電球も明かりが灯りましたが、ここで「!」となる。
なんと、LEDになってました。
ほわっとした温かみのある色ではなく、
妙に白っぽいというか白っちゃけた明るさになってしまった。
とは言え、この電球は、写真撮る人のためではなく
桟橋をちゃんと使う人のためのものなので、
明るく、長持ちするのがいいに決まってるよね。
日がくれたので、帰ります。
針穴撮る人たちは、日が落ちるとおしまい、なのでわかりやすいです。
サービスエリアではお約束のソフトクリーム。
寒くてもソフトクリームは美味しいです。
さすがに日曜日だったので、ホテルに送り届けて解散にしました。
彼らは2週間ぐらい滞在しているとのこと。
いいなぁ、2週間も旅したことないな。
いい旅になりますように。
いつか、私もリトアニアに行ってみたいです。
ギャラリーオープニング
森下に行く用事があり、半蔵門線に出たかったので
テクテクと、清澄白河駅まで歩きました。
そしたら、子供の頃からある古い集合住宅がまだあって、
しかも結構入居者がいる感じ。
少しだけ、探検させてもらいました。
エントランスの床が細かいタイル。
こういうタイルのモザイク、大好きです。
そして、階段を上がって驚いたのが、
なんと、それぞれの家の玄関が、ガラガラガラ〜という引き戸!
ここができた時代はこちらが主流で、だから集合住宅でも引き戸なんだな。
ドアに変更している家もあったけど、結構な割合で、引き戸でした。
中はどんななんだろう。
見てみたいな〜と思うね。
店舗や事務所になってるところも多かったけど
生活感のある玄関周りのところもあったから
まだまだ人が住み暮らしているようです。
夕方からは、お友達のアーティストJINMOさんが
私財を投じてギャラリーを作ったというので
そのオープニングパーティーにお邪魔しました。
JINMOさんは、ギタリストで、ミュージシャンで、作曲家で、書家で、絵も描きます。
私は写真共有サイトfotologからのお付き合い。
そのJINMOさんは、
自分がアーティストとして食べられなかった頃、
多くの方に助けられたそうです。
そして今、自分が食べるのに困らなくなったので
これまで受けた有形無形のものを、次のアーティストに返す
という気持ちで、ギャラリーという場所の無償提供と
展示する時の案内状などもJINMOさんがデザインし制作するんだそう。
そんなJINMOさんの意志に賛同したたくさんの人が
オープニングパーティーにいらしてました。
アーティストとして受けた恩をアーティストに返すって
できそうでできないこと。
JINMO Galleryから多くのアーティストや作家が巣立つといいですね。
私も呼んでもらえるかな〜とちょっと思ったりして。
ネットラジオに出ます
今日は、インターネットラジオの番組収録をしてきました。
ブルーラジオ
http://www.blue-radio.com/index_s.html
写真家の熊谷正さんがパーソナリティを務める番組「美・日本写真」という番組です。
放送日というか、更新日は、11月21日と28日の20時。
更新後、1ヶ月は聴けるそうです。
パソコンやスマホで聞けます。
メールマガジンに登録してアプリを入れると3ヶ月聴けるらしいです。
良かったら聴いてください。
とにかく、針穴写真について、しゃべり倒してきました(笑)
で、帰って自宅最寄り駅を出たら、気温が上がったからか、霧雨が降っているのかと思うほどの、濃霧。
霧と湿度がスクリーンになり、影や光をゆらゆらと映し出して、きれいでした。
撮影会の講評会
今日は浅草橋の写真企画室ホトリさんでのワークショップ、全3回の最終回でした。
先月、みんなで撮影会をして、そのプリントを見ながらの講評会です。
毎度のことながら、みんなで同じ場所で撮ったのを見ると、いろんな気づきや発見があり、勉強になりますね。
最初の1本なので、失敗もあるし何だろ?ってのもあるけど、それでも1枚は良さそうなものが撮れてます。
季節外れの暑い日だったので、まるで真夏のような青空と緑の濃さでした。
その分、暗いとこと明るいとこが混在している場所の露光時間の考え方や、太陽のフレアの入れ方などもわかりやすく説明できたかな?と思います。
せっかく作った手作りの針穴をつけたカメラなので、この先も撮り続けて欲しいな、と思います。