iPhoneの復元は大変だった
ロサンゼルスから帰っても平日は仕事があったりで、新しいスマホを買いに行くことができなかった。
ドコモショップってどうしてあんなに混雑してて時間がかかるんだろうと思うと、時間に余裕があるときじゃないと行けないよね。
スマホなしの生活を数日してみて不便だと思ったのは、モバイルsuicaと電車の時間を今調べたい、それぐらいだったなぁ。
そして暇というよりも、他のことが結構できたので、ただ眺めるだけの使い方は、もうやめようと思いました。
で、本気で、名刺みたいなサイズのカード型の電話とタブレットにしようかなと思ったのだけど、ガジェットを何個も持ち歩くのは多分自分の性格には向いてないと思ったので、結局スマホを買うことに。
アンドロイドも考えたんだよね。でも結局、iPhoneにしました。
Xs Maxですよ。
デカイ。
いつもの機種変と同じように、家に帰ってiTunesに繋げば終わり。。。。と、思ってました。
ところが、そんな簡単な話ではなかったのです。
それどころか、めっちゃめんどくさいことになりました。
1:元のiPhoneが手元にない(盗まれたから)
2:MacBook Proがかなり古い
この2つのことで、ただ電話を新しく買い換えただけなのに、何時間も四苦八苦することになりました。
iTunesを立ち上げ、新しいiPhone Xs Maxをつなぐ。
「アクセス権がない」というエラーが出た。
なんじゃこれ。
こんなエラー、初めて見た。
ネットで検索すると、この2018年に出たiPhoneを買った人に同じエラーメッセージが出ていることがわかった。
iTunesを最新にバージョンアップさせないと、2018年のiPhoneのiOSと合わないということらしい。
iTunesをバージョンアップして、もう一度繋ぐ。
「アクセス権がない」という、同じエラーメッセージが出た。
同じ作業を3回繰り返したところで、Appleサポートに電話した。
すぐ繋がらなかったら諦めようと思ったら、簡単につながった。
でも、最初に対応してくれた人は、すでに私が試みたことしかわからなかった。
上級サポートに回された。
わかったことは、iTunesが最新の最新ではなかったことと、私のMacBook ProのOSをアップデートする必要があるってこと。
マジか。。。。
正直、もう新しいOSを走らせるほど、元気なMacBook Proじゃないのよね。
しかもほぼ緊急事態なので、クリーンインストールをする時間もない。
OSを上げると言っても、限界がある。
とりあえず、HighSierraまでは上げられるからそこまで上げれば、一緒にiTunesもバージョンが上がるとのこと。
この状況では、選択肢はない。
OSをバージョンアップすることにする。
無事にOSがHighSierraになった。
さて、iPhoneを繋ぐよ。。。。。
「アクセス権がない」、また同じエラーメッセージが出た。
どーーーーなってんのじゃーーーーー!
再び、サポートに電話。
現状の説明をすると「うーーーん」
iTunesがなぜか最新にバージョンアップされてないことが判明。
その時点で「Macを新しくしないと無理かも」と言われる。
はぁーーーーーー???
ただ携帯電話を新しくしたいだけなのに、なんでMac本体を買い換えないといけないわけ? そんなのあり得んでしょ。
そもそも、昔々のApple製品はOSの互換性がずっとあることが良かった点じゃないの?
で、今度は、iTunes単体でのバージョンアップを試みることに。
数回試して、やっとiTunesが最新バージョンに。
ここまで、何回iTunesのアップグレードをかけたんだよ。
大丈夫なのか、そんなに同じことしてと心配になるよ。
今度は、「同期できません」というエラーメッセージが!
はい?
盗まれたiPhoneを最後にMacBook Proに保存したのが年末。
それと同期できない、というエラーが出てるわけだ。
もう、お手上げですよ。
またまたまた、アップルサポートに電話。
ここで遠隔操作に。
「この(矢印でる)iPhoneと同期させたいんですよね?」みたいな。
判明したのは、盗まれたiPhoneのiOSが、新しいiPhoneのiOSより古いから同期できないってこと。
いやいや、それどうなのよ。
年末だよ、盗まれたiPhoneをMacBook Proにつないで保存したのは。
そんな最近のものなのに、なんで同期できないの?
結局、よくわからないけど、新しいiPhoneのiOSをバージョンダウンさせて、盗まれたiPhoneとiOSを同じにして、復元させてから改めて新しいiPhoneのiOSを最新にあげました。というか、アップルサポートが遠隔操作でやってくれました。
ゼーゼーですよ。疲れ果てました。
なんでこんなことにこんなに時間がかかるんだよ。
そして、次に大変だったのは、LINEですよ。
不思議なシステムですね。
任意で登録のメールアドレスが復元には絶対に必要なんですよ。
アカウントとパスワードで、なぜ復元できないのか、本気で意味がわからん。
そして、すごい初期にLINEを登録しているので、当時はメールアドレスの登録が任意ですらなかった(必要なかった)んですわ。
さらに、電話での問い合わせ先はいくら探してもなくて、お問い合わせフォームです。それで、中1日程度の時間感覚て返事が来て、またこっちから返事する、のーんびりしたやりとりですよ。こういう時って、早く何とかしたいからやっぱり電話でって思うけど、そういう体制じゃないんだろうね。
普段、あんまりLINEは使ってないんだけど、なければないで不便なこともあり、LINEでしか連絡取れてない人もいるので、復活できるなら復活させたかった。
で、そのやりとりの過程で思い出したのが、一番最初のLINEのアカウントは機種変更した時に認証に失敗して、アカウントを新しく撮り直したんだったってこと。
そうじゃん、新しくしたんだった。
でも、その時にメールアドレスを入力した覚えはない。
そしたらお問い合わせのやりとりで、「メールアドレスは登録されてます」ってLINE側が教えてくれた。
どうやら、途中で乗っ取られるのなんのって騒ぎの時に、登録したらしい、私。
でもどのメールアドレスかは教えてくれない。
それでまぁ、心当たりのメールアドレスを入れてみて、ヒット!
そこからはパスワード再設定とかして、ようやくLINEも復活。
くそっ!って感じに、腹たちましたよ、これ。
そもそも、任意でいいですよって言ってたものが、絶対的に必要って変でしょ。
しかも、アカウントとパスワードでなぜ、ダメなのか?そのシステムも変だろ。
何のためのアカウント?しかもそのアカウントって、表示させるIDと違うじゃん。
一体どれがどうなのよ?って感じです。
頭悪いシステムだなーって思いました。
で、毎回、買っているiPhoneのケースもオーダーし、届きました。
シリコンとかプラスチックの手触りが苦手なので、いつも革製品にしています。
今回はお揃いのストラップもつけました。
前のは、気に入っていた革紐をストラップにしていたんだけどね。
これでようやく、スマートフォンの環境がほぼもとに戻った感じです。
しかしですね、あり得ん復元までの過程でした。
昔はAppleって見た目でどうしたらいいかわかるのが利点だったはずなのに、
今回なんて、日本語で表示されているエラーメッセージの意味すらわからんのよ。
なんかもう、がっかりしたよ。
怖いなと思ったのは、例えばTime Machineでバックアップ取っていても、そのOSと新しいMacのOSが合わなかったら、バックアップを戻すこともできなくなるんじゃねえの?って。
あり得そうじゃない?
そしたらもう、バックアップはどうしたらいいんだろうね。
でもさ、本当に必要なバックアップって、
私にとっては、多分、スキャンを再度したくないからって理由で、
針穴写真のスキャンデータだけなような気がする。
他のことは、なくなったとしてもなんとかなると思うなぁ。
というわけで、本気で、懲りたので、iCloudを200GBの有料にしたよ。
iPhoneは夜中に寝ている間にバックアップ取ってくれるように設定した。
できることは、これぐらいでしょうかね。
それから、1つ不思議なことが。
盗まれたiPhoneで撮っていた写真の、アメリカで盗まれる前日までの写真が、新しいiPhoneのアルバムに復元されたのです。
MacBook Proにバックアップなんて、当然取ってないし(アメリカにはPCは持って行ってない)、容量も足りないのでiCloudもOFFにしてあったので、クラウドにもないはずなのに、なぜだろう。
そして、しかも写真は復元されたのだけど、動画は復元されなかった。
盗まれた午前中までの写真はなく、前日までの写真だった。
これって、何で?
意味がわからんわー。ちょっと気持ち悪い。