井の頭公園で撮影会
今年最初のルーニィでのワークショップ、針穴写真研究会、略して「はりけん」の撮影会で、吉祥寺の井の頭公園に行ってきました。
いいお天気なのと少し気温が上がったため、いい針穴日和でした。
吉祥寺というと、道が狭いためめっちゃ混雑、人だらけ、井の頭公園も人だらけってイメージがあったんだけど、さすがに冬。少なすぎず多すぎず、休日の空気が満載でした。ちょうどよかった。
こういう、冬ならではの光が描き出す影が好きです。
ここで針穴したけど、どんなのが撮れたかな。
動物園の中には、デパートの屋上にあったような感じの遊園地があります。
こういう手軽なチープさっていいと思うんだよね〜。
千葉市動物公園にも遊園地があったのに、財政難か集客がダメだったのか、閉鎖しちゃったんだよね。でも絶対にこういう遊園地、あったほうがいいと思うんだよな〜。
上野動物園のゲート前にもこういう遊園地あったのに、やっぱり壊しちゃった。
お金かけたアトラクションやテーマパークではない良さがあるのに、もったいないことです。
で、少し歩いて、山本有三記念館に行きました。
読んだはずだが、ほとんど覚えていない。今読み返すといいのかなとちょっと思う。
建物がいいんですよ。
設計者は不明ですが、まったくの素人の私にはフランク・ロイド・ライトの影響があると思います。あくまでも私がそう感じるだけですが。
こちらは、庭側から。
そんなに大きな家ではないのに、暖炉の煙突が複数見えます。
暖炉がいっぱいあったんだろうな〜と、想像します。
窓と面格子。
面格子ファンクラブの私としては、外せませんね。
庭側に面した1階の元は長女の部屋。
居室内に、スクラッチタイルでアーチを描いてます。
室内にスクラッチタイルって珍しいですよね〜
この建物は、山本有三が競売物件として購入して10年ほど住んだそう。
その後、持ち主は結構変わったので、どこまでが当時のままなのかなかなか微妙です。
でもそういうの抜きで、生活してきた雰囲気が残っている建物です。
光の入り方がすっごくいい時間に訪れることができて、ラッキーです。
ステンドグラスは当時のものではないけど、淡い色硝子を通したその色の光が壁に当たって、綺麗でした。
こういう装飾も控えめだけど随所に見られます。
廊下や部屋は比較的狭いです。でもこういうアーチがあちこちに使われています。
本当に、この階段のステンドグラスとそれを通した光が綺麗でした。
三脚は建物内は禁止なので、かなりの制約がある中で撮りましたが、どんな針穴写真になっているか楽しみです。でも、モノクロだけど。
手ぬぐいばかとしては、井の頭公園の動物園の中の売店で買った手ぬぐいも紹介します。
右は、入場チケットや売店で買った時に入れてくれる袋などにも使われているデザイン。このデザインがいいんですよ。シンプルでわかりやすく、色も派手じゃないの。統一して使われているので、園内のあちこちで見かけますが、デザインにちゃんと手間と意識をかけているのがわかるって気持ちがいいですよね。
左は、ツシマヤマネコ柄。動物園にもいるのですが、丸くなって寝てたので顔は見られませんでした。
のんびりとした撮影会で、いい一日でした。