撮影会はまたもや雨模様
ルーニィさんで行ってる針穴写真研究会、略して「はりけん」の撮影会で代々木上原に行ってきました。まずは、東京ジャーミー。
通学で小田急線を使ってたので車窓からよく見てたなぁと思い出す。
東京ジャーミーは、写真撮影は事務所で許可をもらえば撮れます。
でも三脚はダメなので針穴写真としては、工夫が必要です。
しかも今日はどんより曇り空で、光が入らなくて、露光時間は20分ほど。
なかなか苦しい針穴写真です。
でも、露光時間、三脚使えないという条件でどう撮るかを考えるのもいいものです。
何回か行ってますが、何度見てもきれいです。
女性は礼拝堂の中に入るときはスカーフを頭に巻きます。
入り口にあるのでそれを借りても大丈夫。
他に、足や腕もたくさん出してない方が望ましいです。
夏は、要注意ですね。
バカみたいに、上ばかりを見てしまう。
上を見る時って、どうして口がぽかんと開いてしまうんだろう。
礼拝堂の2階は女性専用です。男性は上がれませんよ。
天井が近くなって見応えがあります。
内側から窓を。
面格子ファンクラブとしては見逃せません。
絨毯の柄も素敵です。
2階に上がる階段は、螺旋階段!
すっごく狭いので針穴はできないけど、螺旋階段好きとしては見逃せません!
って、見逃せませんばっかり(笑
東京ジャーミーは無料なので、見学させてもらったら寄付箱に寄付するか、売店でお土産を買うといいと思います。私は石鹸とタイルのマグネットを買いました。またお天気のいい時に見に行きたいです。
その後、お昼ご飯を挟んで、駒場公園まで歩きました。
耐震工事と改修が終わった、旧前田家本邸の洋館が目的地。
和館の方は以前見ているのですが、洋館は初めてです。
こちらも入館料は無料で、写真撮影は可能ですが、三脚は使えません。
なので、物を置いても大丈夫な窓枠とか、階段のステップ部分などに三脚じゃないもので固定して針穴しました。とはいえ、建物の中なので露光時間がこれまた厳しい。
階段下の空間に、はめ込み式のソファと暖炉にライトとステンドグラスの窓。この空間がとっても素敵でした。座っていつまでものんびりしたくなりそうな場所ですが、座ることはできません(笑
窓ガラスの装飾が素敵です。
カーブした窓も素敵ですよねぇ。
窓の外に広がる庭(現在は公園)もきっと四季折々、色や木々の形が素敵なんだろうな。
階段下の空間にあるステンドグラスと同じデザインの階段の空間。
華美じゃなく派手じゃなく色や装飾が凝っているわけではないけど、このデザインのステンドグラスがとっても素敵でした。
光が入るときっともっと素敵なんだろうな。
地味に見えるものほど実はセンスが必要だと思うのです。
この鱗模様のようなステンドグラスは本当に良かったな〜。
廊下から内庭を。
山形の旧県庁の内庭も風景も素敵だったな、と思い出しました。
いいスクラッチタイルです。
とっても気に入ったステングラスをアップで。
階段を見下ろすのも好きです。
手すりの形、階段が描くカーブなどを上から見下ろすのがすごく好き。
螺旋階段じゃなくても好きだ。
この細い階段は、多分女中さんたち専用だったと思われます。
この階段を上がってきたところは、女中さんたちの部屋になってましたから。
でもこの細くて長い窓が良かったんですよ。
当時はどんな窓枠がはまっていたのかなぁ。
雨に濡れたスクラッチタイルもいいものですが、針穴するには厳しい条件でした。
ピンクな部屋なんだけど、下品にならないのはどこが境界線なんだろうと考える。
金色やピンク、刺繍など装飾過多に見えるのにそう感じないんだよねぇ。
メインではない階段。
なんて素敵なカーブなんでしょう〜。
この階段をもし使えたなら、きっと必ず手すりに手を乗せて滑らせながら上り下りしちゃいますね。
お庭側から。
外廊下とテラスの柵が材質と色が違って、いいですね。
これまた、晴れてたらもっといいんだろうな。
あと、ここ、きっと桜がきれいだと思う。
アーチが描くというか切り取る風景が好きです。
明かりが灯るのもいい雰囲気。
閉館というか公園が閉まるのが16時半なので、冬じゃないと明かりが灯る窓は見ることができないかもね。
東京ジャーミーもここも、やっぱりお天気のいい時に再訪したいですね〜。