会員展、初日を迎えました
日本針穴写真協会の会員展、本日、無事に初日を迎えました。
空っぽの展示室に、パネルを設置。
運ばれたみなさんの作品を梱包から出し、
場所を決める。
色やサイズのバランスを見つつ、それぞれが見栄え良くなるように。
18時からはオープニングパーティー。
展示ロビーで開催されてる8×10のみなさんも合流して、盛況でした。
私はキャビネの印画紙と、六切り(8×10)の印画紙で撮影したもの。
これは、真っ黒のスタジオでガンガンに光量焚いてますが、1ポーズ6分。
モデルしてくれた人は、大変でした。
それをスキャンしてOHPシートにプリントしたものを、印画紙ネガでコンタクトプリントした印画紙にほんの少しずらして重ねて額装してます。
そのため、ソラリゼーションみたいな影が輪郭に出てます。
ぱっと見は普通の額装ですが、地味に凝ったことやってます。
それから、手焼きのプリント。
これはマットの素材がキャンパスっぽい布目な素材がポイントです。
こちらも、普通の額装に見えて地味にこだわってます。
で、これはデジタル針穴です。ISO感度800に設定し、シャッターは2秒。動きを動きごと撮りました。よく見ると真ん中の写真だけ凹ませてセッティングしてます。リズムが出るようにという想いからです。
それぞれのタイトルも一緒に感じてもらえるとうれしいです。
今年は今までのカラーポジの風景は出してません。
ずっと考え考えしてきたことをようやく形にできました。ここをスタートにして、この作風も進化させていきたいです。
次の私の在廊は、水曜日になります。
見てもらえたら感想も教えてくださいね。
それから、サイアノプリントのネガについては、こちらを。