HOLGAの針穴カメラ改造ワークショップ

今日は浅草橋にある写真企画室ホトリさんで、ワークショップ。

HOLGAを針穴カメラに改造します。

富士フイルムがモノクロフィルムや印画紙の生産終了を発表したり、デジタルカメラの進化が進むなか、正直いって、針穴写真に興味持つ人も減ってるんだろうなぁ、と思ってたのですが、定員の満員となりました。

ありがたいことです。

 

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午前中に、三脚穴の最終加工と針穴を作ります。針穴をつくるのが一番のメイン。

針穴をあけるとき、案外性格が出るものなんですよね。どうしても大きくあけられないとか、いきなりガツっとでかいのあけちゃったり。見た目の予想を裏切ってくれます。

 

お昼はずっと気になってたお店がちょうど空いてたので入ってみた。

 

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妙に店内はテンパってて、シェフがホールスタッフをどやしつける声がデカかったですが、美味しかったです。

 

午後はポリプロピレン板を使って、シャッター作り。真っ黒なのとボールペンとかで線を引いても見にくいのと、定規が滑ってうまくカッターでサイズ通りに切りにくいと、ちょっと難関ですが、なんとか、完成。

 

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針穴写真というと、空き箱や空き缶で印画紙で撮って自家現像というイメージも未だに根強いですが、このHOLGAでの針穴カメラを作ると、カラーも撮れるし、写真屋さんに現像もプリントも出せるので、ハードルが下がります。使い勝手や機動力も上がるので、気に入ってくれれば、長く撮り続けていけるカメラになると思います。

案外つまづくポイントは、三脚の持ち歩きがめんどくさいだったりするのですが(笑)、三脚は小さくて軽いのでもいいので、撮り続けていってほしいものです。

 

今回のワークショップ、次回は同じメンバーで撮影会をして、その次に講評会をします。

同じ場所で撮ったものをお互いに見ることは、たくさんの気づきを与えてくれるし、とっても勉強になります。

今日のこのメンバーのうち、半分でもいいから、長く撮り続けていってもらいたいものです。