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良いお年を

写真あれこれ 針穴

2016年も残りわずか。

今年もあんまり更新してませんでしたが、忘れてるわけではないんですよ。

 

年の瀬も押し迫った昨日、自分ち暗室を稼働させました。

スペース、動線などまだまだ改良しなければなりませんが

とりあえず、夜に作業すれば光漏れはなさそうです。

いただいた機材が6x6までしか焼けないのですが

印画紙で撮影した印画紙ネガを密着反転させたりするのは

電気スタンドよりも格段に楽になりました。

 

 

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今回は、針穴写真仲間と分け合って購入してみたFilm Washiを印画紙として

使ってみた。

 

これ見るとわかるけど、セーフティランプで作業できるので

フィルムというよりも印画紙に近いと思ったのです。

 

www.youtube.com

 

当初は、これを空き缶に入れて直接針穴写真で撮ろうと思っていたんだけど、

とにかく柔らかいので空き缶に設置するのが大変そう、なので

4x5で撮った針穴写真を密着プリントしてみたよ。

 

上から、段階露光。

私は真ん中が好きかな〜。

像の黒じゃないところが和紙の繊維がわかって

なかなか面白いです。

 

 

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で、和紙なので乾燥させたらクルックルに反ってしまう。

うーむ。。。

 

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てな訳で、ぶ厚めな辞書に挟んで、上から重ししてみた。

半日で結構ピーンッとしました。

よく考えたら、軸装のワークショップで教えてもらった

板張り乾燥をすればいいんだな、多分。

でも板を準備するのがめんどくさい、かもしれない。

この辞書に挟むで解決かもね。

 

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やっぱり暗室作業は楽しい。

時間を忘れますね。

立ちっぱなしなのでフッと気がつくと腰が固まってる。

でも暗室作業ができる、ということの目処がつきました。

来年は、やりたい時にやれるじゃん!とかすかな希望を得ました。

 

さて、2016年が終わろうとしてます。

 

私の今年は、栗原さんの死から始まりました。

フィルムを買う、撮る、プリントする、額装を考える、展示する。

とにかく、写真に関する何かのたびに

「栗原さんがいてくれたらな」「栗原さんだったら何て言ってくれるかな」

そんなことばかり考えていた一年でした。

 

でも、栗原さんがいなくなってしまったからって

凹んで、落ち込んで、何も手につかないって状態になるわけには

いかないと、強く思った。

今までの栗原さんと話したこと、教わったこと、そういういろんなことを

ダメにしてしまってはダメだと思ったのです。

だからこそ、今まで「いつかやればいいや」と思って寝かしてしまっていたことに

手をつけたり、やってみたりした一年でした。

 

栗原さんは印刷業を営んでいて、この下の写真の右側のカレンダーが

主力商品でした。

わりといろんなデパートや文房具屋さんなどで見かけるもので、

私は毎年、栗原さんから手渡しでもらってました。

今年のカレンダーも、去年病院でもらったもの。

それが、いよいよ最後のページ、最後の日になってしまった。

 

左側の写真は、ずいぶん前に撮影旅行に行った時のもの。

栗原さんは、撮影旅行に行くとみんなで集合写真を撮って

それを後で手焼きして配ってくれてました。

これは、長瀞で撮ったやつ。

一緒に旅行に行って、一緒に集合写真に収まって、

一緒に現像して、一緒に手焼きした。

 

栗原さんとのいろんなことが、少しずつ思い出になっていってしまう。

 

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教わったことを忘れずに、今年中に暗室を稼動できてよかった。

これからは、一人で暗室作業していきます。

でもその時は、栗原さんのことを思い出しながら、

こうやってたな、あーやってたな、とか思い出しながら。

 

 

どうぞ良いお年をお迎えください。

来年も、ポツポツとやっていきますので、どうぞよろしく。