法事


10月16日(土)。弟の七回忌を執り行いました。



早いものでもう6年が過ぎようとしています。

この間の6年、私自身にも家族にもいろいろと変化が起きています。

それが弟が死んだことによるものなのかは判断はつきませんが

日々の時間は流れていきます。




でも確実に私たち家族の中に取り除くことのできない

感情のような気持ちのような塊が残っていることは事実です。



出席して下さった弟の同級生が「もう41になりますよ」と言っていて

当たり前のことながら、時間が止まっている部分と流れている部分が

ごちゃっとしていることに気が付きます。



生前のエピソードを笑い合う事は出来ても

何故、死ぬことになったのか、という事については

誰も触れることも語ることもできません。

それが最大のタブーだからです。



死人に口なしという言葉を強烈に実感させられた弟の死。

結局私たち家族は、なぜ死ななければならなかったのか

本当の理由、根本の理由、真実を知ることはできません。





弟を殺して服役している犯人の刑期は来年で終わります。