鉄分補給:上信電鉄

10月11日(日)。

鉄分を補給するために、上信電鉄に乗ってきました。

この日使ったのは首都圏のJR在来線と新幹線と

その他いくつかの私鉄が乗り放題の切符。

新幹線が乗れるなら、乗って行けるとこに行こうじゃないか!ってわけで

高崎まで新幹線、そこから上信電鉄の旅です。


ぽかぽか陽気の車内は、のんびりローカルさがいっぱい。





そして、上信電鉄というと、デキが有名。

有名なんですよ。

だって、現役で動いているんですよ、デキ。

銚子電鉄のデキが小さくて私はすごく好きだけど

頑張っているデキを見るのも好きだ。

でも、最近は定期運用してないようですね。

そんなデキをまずは外から見て針穴してました。


久しぶりに銚子電鉄も行きたくなっちゃったな。





そして、上信電鉄高崎駅の車止め。

車止めを見るのが好きです。

特に集めているわけではないけれど、

終着駅、始発駅なら必ず写真を撮ります。

でも、針穴はしない。

針穴だと遠すぎるのと、

たいてい明るい場所と暗い場所が混在しているので

なかなかうまく撮れないんですよね、車止め。


これ以上線路がないんだ、とか

ここから出発なんだ、とか

いろいろ感じるわけです、車止め。





最初に降りたのは上州富岡

上信電鉄に乗るなら、

世界遺産暫定リスト入りをしている富岡製糸場を見なくては。






と、その前に目についたのが、これ。

トイレなんですよ。

で、トイレの外観が、デキの形をしてる!

これがわかる人、どのくらいいるんだろうか?

ナイスですよ、この外観!





駅から歩くこと数分。

ホントに近かったです。

富岡製糸場にやってきました。

正面のレンガが本当にきれいです。

また、天気が良かったので青空に映えました。


以下、写真をちょっと。

















無料のガイドツアーに参加できたので

建物の細部や、知識、歴史的な背景などなど

とても詳しく聞くことができ、

ただ、ぼやーっと見るだけではなく楽しめました。

ここに行ったらガイドツアーには参加した方が

より楽しめると思います。

だいたい1時間ぐらい。


そして、駅に戻り、やってきた電車は999号。





車内の天井にもメーテルが。






降りたのは、終点の下仁田





ここでも当然、車止め。





隣の線路の車止めには.....ありゃ、枕が干してある。

しかも、汚れないように新聞紙の上に(笑)。





そういえば、ホームの脇の柵には布団も干してあった。

いい天気だったもんな〜。

干したくなるよね。





ちょうど遅めのお昼時だったので

駅でもらった街歩きパンフレットにあったお店へ。

群馬名物なのかはわからないけれど

群馬で食べるカツ丼はちょっと違うの。

卵でとじてあるわけでもなく、

ソースかつ丼でも、みそかつ丼でもない。

和風な醤油だれにくぐらせてあるんだけど

でも卵とじする時みたいに味が濃くない。

あっさりさっぱりとしたかつ丼です。

前に高崎の哲学堂でグループ展をやった時に

群馬の人がお昼に買ってきてくれたのも

こういうタイプのカツ丼でした。

あの時食べたのがおいしかったので

今回もわーいわーいと食べました。

めっちゃおいしかった。

しかも、ここおみそ汁のゆずの皮が入っていて

とても香りが良く、おいしいおみそ汁だった!





ちょうど諏訪神社でお祭りをやっていて

それをふらふら見たりして、

さらに諏訪神社の脇からきれいな川原に降りられたので

しばし、のんびり。

たぶん、西牧川というのかな?





そして、次に降りたのは、南蛇井駅




「なんじゃい」と読むのです。

漫画「鉄子の旅」でも出ていたので知ってる人も多いかも。




ここの駅舎は明治38年だったか(ちょっとうろ覚え)

とにかく古くて、なんだかとっても味のある駅舎でした。

ここで夕暮れまで過ごしました。





高崎に戻った頃には、とっぷり日も暮れて真っ暗。

でも、このまままっすぐ新幹線で帰ったのではもったいない。

てなわけで、

八高線高崎駅車止めでございます。

八高線はホームの途中から出るので、車止めもホームの途中にある。




んで、八高線で寄居に出て、寄居から秩父鉄道で熊谷に出て

熊谷から新幹線で東京駅に帰ってきましたよ。

あほですね(笑)

八高線は、ディーゼル区間だったのにあまりにも乗り心地が良く

というか、乗り心地良過ぎで、ディーゼルっぽさゼロでした。