金沢に到着

朝6時半過ぎ、金沢に到着。お天気は薄日がさす曇り空。

金沢は10年以上ぶり。

その金沢駅が大変身していて、びっくりだった。





規模は小さいけれど、こんなあみあみな天井ドームで、わぁ〜!

網目など、きちっとした形がきちっと並んでて、全体がすてきなものが

大好きな私としては、けっこう興奮。

改札口のある方から見ると、こんな感じ。





鉄骨と融合されているのは、お能の鼓をイメージした門。

太い材木を組み合わせ、ねじった感じに作られていて

これも、けっこうツボ。

駅に降りただけで、1時間強、針穴したりうろうろしたりしてました。


ちなみに、地下に下りる階段の夜がまたすてきでした〜。







さて、この日の宿泊するホテルに荷物を置いたら1駅だけ乗って

西金沢へ。


ここからが今回針鉄の旅に北陸を選んだ最大の理由になります。

JR西金沢駅のすぐ目の前に北陸鉄道石川線新西金沢駅があります。

この北陸鉄道石川線の終着駅、加賀一の宮駅が今年の11月に廃駅になるからです。

正確には中鶴来〜加賀一の宮なので、中鶴来も廃駅ですね。

加賀一の宮があるわけですから、とても由緒正しい町と駅のようなので

一度は見ておきたいと思って、今回の針鉄の旅は北陸にしたわけです。


というわけで、新西金沢駅から加賀一の宮を目指します。

やってきた電車は、えーと、東急線?





ものすごい揺れる揺れる、ぐわんぐわん揺れる電車で、終点〜。





狭いホーム、町中から一気に山の中に入った感じ。

降りると、最近東京ではなかなか聞けない、蜩の声が充満。

夏の草の匂いと雨が降った後のような湿度のある土の匂い。





改札の前はこんな感じ。

週末にお祭りがあるらしく、地元の人が電車を降りた人に

チラシを配ったり、説明をしたりしてました。






駅や駅前には一部廃線を撤回して欲しいという小さなポスターが

たくさん貼られていました。